る。INS64は、住民が記入した申請用紙をG4ファクシミリ※で本庁舎側に送信するために使用しており、専用線は本庁舎のホストマシンから市民サービスセンターに設置されているプリンタに出力するために使用される。
市民センターは、住民の半径3km以内に必ず存在しているため、利便性は高いと思われる。また、取り扱われている業務は、総合窓口センター(本庁舎)で142種類、市民サービスセンターで94種類ある。
セキュリティに関していえば、市民サービスセンターからのG4ファクシミリ送信については、デジタル公衆回線(INS64)を利用しており、確かに盗聴の可能性は全くないわけではないが、技術的にかなり高度な知識が必要であり、NTT側も問題ないと言っている。また、本庁からの専用線によるプリンタ出力は、暗号化装置を用いており問題はないと考えている。
※G4ファクシミリ:デジタル通信網(ISDN等)を利用して伝送するファクシミリの標準方式。昭和59年にCCITT(国際電信電話諮問委員会、現ITU)で規格化が行われた。解像度は最高で400×400dpi(dot per inch)、伝送速度は最高で64Kbpsで規定されている。現在、もっとも普及している方式はG3ファクシミリで、通常のアナログ通信網にて送信される。最高解像度は200×200dpiとなっている。
?B 導入経緯
急速な技術革新を背景に、コンピュータ技術とネットワーク技術を積極的に活用し、市民の側にたった行政システムのあり方や、より高度な行政サービスについての総合的な見地から、新しい分野の住民サービスの拡大を図る目的で本システムの整備を行った。
?C 導入効果
市民の住民窓口サービス利用における利便性は格段に向上したと思われる。
?D 課題
本庁担当者と地域の市民サービスセンターの住民が直接会話できるように、テレビ電話を導入したが、実際にはほとんど使われていないのが現状である。その理由としては、「住民が自分の顔が見られることをいやがる」、「映像の伝送速度が遅いため会話に違和感が生ずる」等が考えられる。
また、市民サービスセンターがあまりに好評であったために、センターをもっと
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